マラッツのスペインセレナーデとバリオスの舟唄

マラッツのスペインセレナーデ・・この曲は冒頭の4小節で苦労しています。
1731836637130.jpg 
スペインセレナーデのレッスン模様です。
セレナーデの冒頭箇所の楽譜↓
DSCF0001.JPG
初めの⑥のラ・・ここは弾いて直ぐ親指で消音する。
次の16音符のスラーは軽く音が聴こえればヨシ!・・
ここをハッキリとスラーを鳴らす気になると失敗する。
2拍目の8音符のミ音は前のp指消音してから鳴らすので、反応が難しいのです。
そして3拍目の⑥ミ開放弦の消音に入る。間もなく直ぐに2小節目消音に入る。
この2小節目の⑥シ音2指は弾いたら素早く2指を絃からは離す。
離す事で消音になる。
16音符の和音の抑える形を整えます。
1指で⑤と④をセーハして、同時に4と3指で⑤と③を抑えます。
そして,⑤の3指ミ音をスラーしてセーハ1指#レの音を出す。
次に3拍目の⑥ミ音も消音です。
この繰り返しで4小節弾きますが、慣れるまでが一苦労です。
消音が細かく入るので、失敗の繰り返しです。
この指の抑える形を始めはゆっくり弾いて指に反応を覚えさせることが重要です。
消音が無ければ容易く弾けるのだが。細かな消音によるスタッカートで弾かないと、
この曲は、活きてきません!・・・実に難しいテクニックの様に感じました。
まだ完璧な状態ではないが、いくらかは感じは掴めてきた気がする。
「スペインセレナーデ」仕上がり迄可也の時間が必要・・
1年掛かりのレッスンかも? まだ先が見えません。
191_sample.gif
バリオスの舟唄「フリア・フロリダ」のお浚い練習の出来具合も確認して頂きました。
歌いながら舟歌の気持ちになって、弾けば更に良い演奏になるとの事。
ほぼOKだが、細かな個所をご指導頂いてきました。
最後は、ややっこしい箇所が有るが慣れれば弾ける!
暗譜で弾き切りるように・・・との事でした。
老人頭で反応が鈍くなってきた! 暗譜も厳しいよねぇ~・・

続)・・アルハンブラの思い出・・

KIMG2241.JPG KIMG2232.JPG
拘りのアルハンブラ・・11月は連日アルハンブラの思い出を弾いている。
YouTube動画としてアップしては動画を入れ替えたりしてます。
過去の動画を削除したり、限定や非公開設定にもしてます。
馬鹿じゃねぇかぁ~・・と思われてもしょうがない!・・・
トレモロの拘りなんです。下手なトレモロを如何に上達できるか?・・・
これだけの事です。
アルハンブラは満足できるまで弾いているでしょう・・・
この曲、楽譜通りリピート入れて7分の演奏で突き当たっている。
なかなか6分の演奏で弾き切れません!
今回はリピートを一部省略しての演奏です。
このトレモロの速さでも問題ないが・・速さにも挑んでみたい気持ちはある。
曲が如何に歌えるかが勝負だ!
其れとトレモロの刻みが「正確か」「粒揃いか」に懸っている。
「下手糞アルハンブラ」まだまだ続きそうです。
先日は田部井辰雄先生のギターコンサートを聴いてきました。
バロック音楽はとても良かったです。
2部は親しみやすい名曲の数々を弾いて頂きました。
お寺のコンサート、響きもよく、とても癒されます。

拘りのアルハンブラを追い求めて・・

DSCF0010.JPG
中出六太郎A50モデル
「夢のアルハンブラ」トレモロ奮闘記
11月はトレモロ曲、アルハンブラの自主練習
この曲はプロの演奏を聴くとリピート全て入れて大凡、
トレモロの速弾きでも5分で弾き切る名人もいます。
私が弾くと頑張って7分40秒で弾いている。
楽譜通りの全リピートを入れて6分位で弾き切れば・・と頑張っている。
其れにはトレモロの刻みが正確で、其々の指が均一な音でなければならない。
この練習に多く時間を費やしています。
徐々にではあるが、前へ進んで来ている実感はある。
今、トレモロの速さでは7分の壁に塞がれているが、6分に向かって挑んでます。
「アルハンブラを綺麗に弾く」これは容易ではありません!
技巧の他に気高い精神と深い思想、広い知識が伴って成し遂げられると,
ギタリスト:溝淵浩五郎さんの「タレガ傑作全集」では説いています。
私はどれも、そんな持ち合わせは持っていませんが、夢を叶えたい気持ちだけです。
YouTube動画でプロのアルハンブラは沢山聴きました。
いつも聴き惚れていますが、自分で弾いて見ると自分の演奏にガッカリしますね。
                                (笑い)
この曲の抑揚の付け方、心の中で歌えても、ギターで弾くと歌えない!
其れだけ、この曲の音楽表現が難しい曲だと感じてます。
アマチュアでアルハンブラを綺麗にこなせる人は完全にセミプロですよ!
いるんですよね・・綺麗に弾くアマチュアギタリスト・・羨ましいですね。
半面プロと名乗るギタリストでも、アルハンブラは苦手!‥と言うプロもいますね。
やはりネックはトレモロの技術に懸っているのだと思います。
このトレモロが完璧なら、アルハンブラは絶対綺麗に弾けるようになる気がします。
・・・・
馬鹿みたく生涯アルハンブラに拘り続けて動画を更新していますが、
懲りづに、練習成果の有無を聴いて頂ければ幸いです。
次回のアルハンブラの思い出・・ご期待下さい・・ヨロシク・・・