マラッツのスペインセレナーデとバリオスの舟唄

マラッツのスペインセレナーデ・・この曲は冒頭の4小節で苦労しています。
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スペインセレナーデのレッスン模様です。
セレナーデの冒頭箇所の楽譜↓
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初めの⑥のラ・・ここは弾いて直ぐ親指で消音する。
次の16音符のスラーは軽く音が聴こえればヨシ!・・
ここをハッキリとスラーを鳴らす気になると失敗する。
2拍目の8音符のミ音は前のp指消音してから鳴らすので、反応が難しいのです。
そして3拍目の⑥ミ開放弦の消音に入る。間もなく直ぐに2小節目消音に入る。
この2小節目の⑥シ音2指は弾いたら素早く2指を絃からは離す。
離す事で消音になる。
16音符の和音の抑える形を整えます。
1指で⑤と④をセーハして、同時に4と3指で⑤と③を抑えます。
そして,⑤の3指ミ音をスラーしてセーハ1指#レの音を出す。
次に3拍目の⑥ミ音も消音です。
この繰り返しで4小節弾きますが、慣れるまでが一苦労です。
消音が細かく入るので、失敗の繰り返しです。
この指の抑える形を始めはゆっくり弾いて指に反応を覚えさせることが重要です。
消音が無ければ容易く弾けるのだが。細かな消音によるスタッカートで弾かないと、
この曲は、活きてきません!・・・実に難しいテクニックの様に感じました。
まだ完璧な状態ではないが、いくらかは感じは掴めてきた気がする。
「スペインセレナーデ」仕上がり迄可也の時間が必要・・
1年掛かりのレッスンかも? まだ先が見えません。
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バリオスの舟唄「フリア・フロリダ」のお浚い練習の出来具合も確認して頂きました。
歌いながら舟歌の気持ちになって、弾けば更に良い演奏になるとの事。
ほぼOKだが、細かな個所をご指導頂いてきました。
最後は、ややっこしい箇所が有るが慣れれば弾ける!
暗譜で弾き切りるように・・・との事でした。
老人頭で反応が鈍くなってきた! 暗譜も厳しいよねぇ~・・

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