リペアギターで「フリア・フロリダ」を演奏してみました。

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このギターは譲り受けた中古の無名ギターです。
弦高を下げる為、サドルを削ったのが主原因で、音のビビリが発してしまいました。
何故ビビるか?‥原因がなかなか掴めず・・苦労しました。
元々がやたらとリペアされたギターですので、他の部位からビビるのか?
ギターのヘッドからネック、ヒール、ブリッジ、糸巻、等の亀裂,隙、剥がれ、等
ギター全体の内部構造など調べました。
時間が掛かり、またサドルを調整したら
1弦11Fと12Fの音色がE(ミ)音で半音階として機能してません!
ミの同一音です。役足らずです。
これは最悪の最悪!‥ギターとしての価値ゼロです。スクラップ同然でした。
・・・・
諦めてオークション1円スタートで、
上記のこれらの問題点を正直に書いての出品です。
ウォッチに数名登録されました。・・・私は、もしかして‥と、ヒラメキました。
幸いオークション入札者がゼロでしたので、
オークションを一旦取り消しにしました。(入札者がゼロでしたので取り消し可能)
閃き(ヒラメキ)は、弦高を高くするです。再び調整作業に入ります。
削りすぎた弦高は6絃12Fで2.5mmと1弦12Fで1.0mm~1.5mm位です。
削ったサドルは高く出来ないのでAmazonでサドルt:2.4mmを購入.
新品サドルを慎重にヤスリ掛して、丁度良い高さに調整する、気の長い作業です。
ビビリ音のない適正な高さに調整出来ました。これは素人ながら大成功です。
新品サドルの弦高調整後は6絃12Fで3.0~3.5mmと1弦12Fで2.5mmの弦高です。
この事により、11フレット及び12フレットのビビリ音が解決し、
更に半音階も綺麗に音が出るようになりました。
その解決した調整ギターで
「桜変奏曲」と本日の「フリア・フロリダ」の演奏動画をアップした次第です。
私はギターのリペア技師では有りませんが、問題が解決したことに喜びを感じます。
これで、このギターは立派に甦りました。
中古ギターが活きたのです!・・最高です。
ギターを演奏した限り、音も其れほど悪くありません!・・
これならギターの価値は上がるでしょう・・
読者の皆様、聴いた感じのギターの音色は如何でしょうか?
リペアマンの作業は、遣り甲斐が有ります。・・サイドビジネスになるかな?・・・
いやぁ~リペア作業は楽しいから、これも趣味の一つに加えよう・・と思います。

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