このギター・・中出六太郎の1960年の為書き入りの製作ギターです。
65年経過した現在も素晴らしい立ち上がりの良いギターです。
音質も綺麗で、歯切れの良さもあり更に音量も優れています。
恐らく当時の中出六太郎のギターとしては、高級ギターに属するのでは・・
為書き入りで持ち主の名前で為書きされてます。
この時代は特に、十分寝かせた選び抜かれた材料で製作された一品です。
弦高は私の間隔では0.5mm下げてもよいかなぁ~と思いサドルを若干削りました。
このギターは総単板の持ち主の発注した手工ギターです。
トップはスプルースで表面板に1カ所クラックがあります。
このクラックは木工専用瞬間接着剤で補強修正致しました。
バック・サイドはローズウッドです。
ナット幅50mmです。
弦長は650mmの標準サイズです。
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キズ、打痕、等は古いギターですから、気にしません。
深めのキズは木工ボンドで盛り上げます。
糸巻も若干軋み音が聴こえる為、クレ55潤滑剤で修正しました。
65年数を経たギターですが、大きなダメージはありません。
棹もストレートを維持しています。
とても弾き易いギターで愛着を感じます。
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今日の早朝ウオーキングの日の照る坂道・・木立の枝隙間より太陽が照る。
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